鈴鹿サーキットは、モータースポーツの発展やファン拡大につながる活躍をした個人、団体を表彰する「2014年モータースポーツ顕彰」を決定した。
鈴鹿サーキットでは、1987年からモータースポーツの発展、振興、ならびにファン拡大につながる顕著な活躍、活動、功績を残した個人、団体を対象にモータースポーツ顕彰を、また大きな活躍が期待される個人を対象にライジングアワードを設定し、その功績を広く知ってもらうとともに感謝の意を表した。
2014年度も東京運動記者クラブモータースポーツ分科会、JMS(日本モータースポーツ記者会)、JRPA(日本レース写真家協会)、RRPA(日本ロードレースプレス協会)の協力のもとに表彰者、団体を選出し、顕彰を決定した。
2014年モータースポーツ顕彰は、全日本ロードレースJSB1000クラスで、3年連続、歴代最多の5度目となる年間チャンピオンを獲得した中須賀克行(ヤマハ)選手が選ばれた。
モータースポーツ特別顕彰は、創立40周年を迎えた2014年シーズンで、スーパーフォーミュラでシリーズチャンピオン(ドライバー・チーム)を獲得した「TEAM TOM'S」が選出された。
モータースポーツ功労顕彰には、数々の鈴鹿FJ1600選手権、鈴鹿F4選手権で総合優勝を飾るマシンを設計・製造してきたウエストレーシングカーズが選ばれた。
またライジングアワードは、四輪では全日本F3選手権でホンダ勢12年ぶりのシリーズチャンピオンに輝いた松下信治選手が、二輪ではアジアタレントカップの初代シリーズチャンピオンに輝いた鳥羽海渡選手が選出された。