米国の自動車最大手、GMの欧州部門のオペルグループは2015年1月19日、『インシグニア』の累計生産台数が75万台に到達した、と発表した。
オペル インシグニアは2008年7月、ロンドンモーターショー08でデビュー。『ベクトラ』の後継に当たるミッドサイズクラス車で、ボディは4ドアセダン、5ドアセダン、ステーションワゴンの3種類を設定する。
2013年9月、オペルはフランクフルトモーターショー13において、改良新型インシグニアを初公開。デビュー以来、初の大幅改良では、フロントを中心にフェイスリフト。グリル、ヘッドライト、バンパーのデザインを一新し、大きくイメージを変えた。リア周りでは、テールランプとバンパーが新しい。
2015年1月19日、オペルのドイツ・リュッセルスハイム工場において、累計生産75万台目のインシグニアがラインオフ。生産開始からおよそ6年での記録達成となった。
オペルグループのカールトーマス・ノイマンCEOは、「インシグニアはオペルのフラッグシップ車。オペルの再生計画において、重要な役割を果たす」と述べている。