日高本線の全面復旧は1カ月超の見込み

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日高本線の厚賀~大狩部間の様子。波に洗われて盛土が流出した。
  • 日高本線の厚賀~大狩部間の様子。波に洗われて盛土が流出した。
  • 護岸の構造物が一部損壊している。運転再開までに1カ月以上かかる見込みだ。
JR北海道は1月13日、土砂流出のため鵡川(むかわ町)~様似(様似町)間116.0kmが終日運休となっている日高本線の運転再開に向けた対応について発表した。再開まで1カ月以上かかると見られる。

同社の発表によると、土砂が流出したのは厚賀~大狩部間(苫小牧起点67.506km付近)。1月8日の朝、護岸の構造物の一部が損壊して線路右側の盛土が流出しているところを、静内保線管理室社員の巡回により発見された。原因は1月7日から8日にかけて北海道南西部を襲った低気圧による大波だが、1月7日は異常を確認できなかった。

この場所は過去に3度、土砂の流出が発生しており、現状のままだと吸出しによる土砂流出の恐れがあるという。現在は大型の土のうを積んで崩壊を防いでいる状態。今後はコンサルティングによる現地調査を行う必要があり、検討結果を出すまでに1カ月を要する見込みだという。

このため、1月12日時点では少なくとも1月15日までは終日運休の状態が続くとしていたが、1月16日以降も引き続き終日運休が実施されることになった。鵡川~様似間ではバス代行が引き続き行われるが、1月13~16日と1月19日は平日ダイヤ、1月17・18日は土曜・休日ダイヤで運行される予定。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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