BMWモトラッド、S1000RRをフルモデルチェンジ…最高出力は43psアップの199ps

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ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、BMWモトラッドのスーパースポーツ『S1000RR』をフルモデルチェンジし、2月6日より販売を開始すると発表した。

インターモト2014でワールドプレミアを飾った新世代モデルは、剛性と柔軟性のバランスを最適化した新型軽量フレームに999cc水冷式並列4気筒エンジンを搭載。ダクトのジオメトリーを見直したシリンダー・ヘッド、新開発のインテーク・カムシャフト、軽量化されたインテーク・バルブなどにより、最高出力は先代モデルから43psアップの199psを、最大トルクは3Nmアップの113Nmを発生する。重量は先代モデルから2kgの軽量化を達成し、204kg(満タン時)としている。

また、新フレームとステアリングヘッドアングル、キャスター、ホイールベースおよびスイングアームピボット位置を修正したサスペンションジオメトリーとの組み合わせにより、限界付近でのハンドリングを改善。トラクションを向上させ、より明確なフィードバックを提供する。

さらに、走行条件に合わせた最適なセットアップを実現するため、「レイン」「スポーツ」「レース」に加え、「スリック」「ユーザー(カスタマイズ可能)」の2つのモードを追加した「ライディングモードPro」を標準装備。Race ABSおよびオートマチック・スタビリティ・コントロール、ダイナミック・トラクション・コントロールのセッティングを見直し、正確性や制御特性の最適化を実現している。

外観は、先代モデルの左右非対称ヘッドライトを継承しつつ、サイズおよび配置を変更。一目で新型モデルとわかるデザインとなっている。カラーはブラックストームメタリック、レーシングレッド/ライトホワイト、BMWモータースポーツカラーの3種を設定。価格は215万円。

《纐纈敏也@DAYS》

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