自動車大国になりつつあるインドから、驚きのドライバーの映像が発信された。外出の際、10年以上、リバース走行だけを続けている1台の車が、現地で有名になっている。
この古いフィアットを所有するのは、Harpeet Devi氏。2003年から、このフィアットはインドの公道を、堂々のリバース走行で駆け抜けている。
きっかけは、車の故障。ある日、フィアットは前進ギアが使えなくなるトラブルに見舞われた。そのため、Harpeet Devi氏は仕方なく、リバース走行で修理工場まで、フィアットを運転したという。
この後、同氏は、「他人と何か違うことをやりたい」と思い、リバース走行を続けることに。フィアットのトランスミッションは、後進4段、前進1段に改造された。
10年以上、リバース走行を続けているだけに、同氏の運転は手慣れたもの。インド市街地を行くリバース走行のフィアットの映像は12月17日、『Barcroft Cars』が公式サイトを通じて配信している。