フランスの自動車大手、プジョーは11月21日、広州モーターショー14において、『508』の改良新型を中国初公開した。
プジョー508は2010年9月、パリモーターショー10で発表。プジョーのDセグメント車で、『407』の後継車に位置づけられる。プジョーはパリモーターショー14で、508のデビューから3年半を経て、初の大幅改良を実施。内外装からエンジンに至るまで、商品性を引き上げている。
この改良新型508が、広州モーターショー14において、中国初公開。中国では東風汽車との合弁、東風プジョーから、2015年1月に発売される。
外観は、フロントを中心に変更。グリル、ヘッドランプ、バンパー、ボンネットが新デザインとなり、表情を一新する。バンパー内のLEDデイタイムランニングライトも新形状。リアは、テールランプやバンパーが新しい。
室内は、ダッシュボード中央に、7インチの新型タッチスクリーンをレイアウトし、各種情報表示を集約。これにより、従来よりもスイッチ類の数を減らした。センターコンソールには、新しい収納部を採用。各種素材を見直し、クオリティを引き上げる。
中国仕様のパワートレインは、直噴ガソリンターボエンジンの「THP」。これに、アイドリングストップを組み合わせた。東風プジョーは、「発売初年の2015年、年間4万台の販売を目指す」とコメントしている。