日産自動車とその高級車ブランド、インフィニティ。両ブランドが米国において、およそ13万台のリコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。日産自動車の米国法人、北米日産から、日産『ジューク』、インフィニティ『M56』(日本名:日産『フーガ』)などに関するリコールの届け出を受けたと公表している。
今回のリコールは、燃料系統の不具合が原因。NHTSAによると、燃料圧センサーの固定が不充分なため、これが緩み、燃料漏れを起こす恐れがあるという。
リコールの対象となるのは、ジュークが2012‐2014年モデル。フーガはV8搭載車の2012‐2015年モデル。その他、インフィニティのSUV、『QX56』とその呼称変更モデルの『QX80』の2012‐2015年モデル。
北米日産では、対象車を保有する顧客に連絡。対策部品が用意できる2015年1月下旬から、リコール作業に着手するとしている。