ドイツの高級車メーカー、BMWグループは11月27日、ドイツで新技術説明会、「BMWグループ・イノベーション・デイズ」を開催。BMW『5シリーズGT』のプラグインハイブリッド(PHV)プロトタイプを初公開した。
2014年のBMWグループ・イノベーション・デイズでは、BMW『3シリーズ』のプラグインハイブリッド プロトタイプも初公開。5シリーズGTでは、さらに強力なPHVシステムを搭載するのが特徴。
5シリーズGTのPHVは、「eDriveプラス・ツインパワーターボ」テクノロジーと命名。BMWグループはこのシステムを、未来のPHVと位置付ける。
eDriveプラス・ツインパワーターボでは、前後アクスルに、それぞれモーターを搭載する4WD。エンジンの詳細は公表されていないが、エンジンとモーターを合わせて、トータル出力680psという強力なパワーを引き出す。
二次電池は、蓄電容量20kWhの大容量リチウムイオンバッテリー。EVモードでは、最大100kmをゼロエミッション走行できる。また、エンジンとモーターがフルに性能を発揮した場合、強力な加速が得られるとしている。