「ナイト2000」にはパナソニック製ナビが装着されていた…会話認識の ストラーダ RX01

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
記念イベントに登場した「ナイト2000」レプリカ。向かって左から右に流れるフロントノーズのイルミが特徴だ
  • 記念イベントに登場した「ナイト2000」レプリカ。向かって左から右に流れるフロントノーズのイルミが特徴だ
  • 「ナイト2000」レプリカのコックピット。ドラマに登場する本物と違いを見つけるのが大変なほど忠実に仕上げられている
  • モニターとしての役割も果たすよう搭載された「ストラーダRX01」。CGの表示もそれっぽい
  • 「ナイトライダー」コンプリート版BDボックスを手にする、ささきいさお氏(左)と野島昭生氏
  • 「ナイト2000」を前に25年前の思い出話を披露
  • オープニングに先立ち、「ナイト2000」レプリカが披露された
  • 披露される前の状態から既に「ナイト2000」のイルミがアイデンティティとして映し出されていた
  • 悪天候の中、会場には大勢のファンが集まった

1980年代にアメリカで製作され、日本でも放映されて根強い人気を保ち続ける特撮テレビドラマ『ナイトライダー』のコンプリートブルーレイBOXが11月27日に発売。それを記念した発表イベントがパナソニックセンター東京で開催された。

このイベントには、劇中で登場したスーパードリームマシン『ナイト2000』のレプリカを展示するとともに、コンプリート版を製作するに当たって吹き替えの声優を務めた、ささきいさお氏と、ナイト2000の人工知能「K.I.I.T(キット:Knight Industries Two Thousand)」の野島昭生氏が登場。演出家の壺井 正氏も加わって、吹き替えた25年年前当時の思い出話が披露された。

会場にはメディア関係者以外にも、1000通を超す応募の中から抽選で当たった「ナイトライダー」の熱心なファンも多数来場。当日は悪天候ということもあり、用意した席が埋まることはなかったが、それでも25年ぶりにコンビを復活させた、ささき氏と野島氏がやりとりする楽しい話で会場は大いに盛り上がった。

実は、この日開催されたイベントにはもう一つの意味があった。展示されたナイト2000のレプリカにパナソニックの最新カーナビ『ストラーダ RX01』が搭載されていたのだ。ドラマが制作された80年代当時は、クルマが人工知能を持って自動走行するのは単なる夢物語でしかなかったが、今やそれが現実のものになろうとしている。

RX01はコンプリート版として販売されるブルーレイディスク再生ができる上、ナイト2000のように会話する中で目的地設定ができる先進機能を搭載している。これらの機能がナイトライダー完全コンプリートブルーレイBOXの発表イベントとして相応しいとして、コンプリート版の販売元であるNBCユニバーサル・エンターテイメントとのコラボレーションとなったわけだ。

展示されたナイト2000レプリカのコックピットには、モニターとしての役割を果たす部分にRX01を装着。カーナビとしての機能を果たすだけでなく、ナイトライダーならではのCGも映し出されるなど“成り切る”には十分な雰囲気を醸し出していた。

「ナイトライダー」のコンプリート・ブルーレイBOXの価格は5万8000円。シーズン1から4までの全エピソード以外に、映像特典なども収録。その中には、日本未放送10エピソードも含まれる。さらに1991年に制作された『新ナイトライダー2000』と、1994年に2時間ドラマとして放映された『ナイトライダー2010』が特典ディスク(DVD)として封入される。まさにマニア垂涎のコンプリート版と言えよう。

(C)1982-86 Universal Studios.All Rights Reseved.
(C)1991Universal Studios.All Rights Reseved.
(C)1994 Universal Studios.All Rights Reseved.

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集