ドイツの高級車メーカー、アウディは10月30日、ドイツ・インゴルシュタット工場で『A4』の生産を開始してから、20周年を迎えたと発表した。
初代アウディA4は、1994年10月に生産を開始。アウディ『80』シリーズの後継車として登場したのが、初代A4だった。現行A4は4世代目。初代から20年間の累計生産台数は、600万台を超えている。
2013年、インゴルシュタット工場では、57万6680台を生産。そのうち、およそ3分の1を、A4(セダン、アバント、『オールロードクワトロ』)が占めた。
現在、アウディの最多生産車は、『A3』シリーズ。A4シリーズは、A3に次いで、2番目に生産台数が多い。インゴルシュタット工場では、1日当たり、700台以上のA4を組み立てている。
アウディ取締役会のフーベルト・ヴァルトル生産担当取締役は、A4の生産開始20周年に際して、「A4ファミリーは、ブランドの中核」とコメントしている。