JR東海、新幹線は過去最多の増発…冬の臨時列車

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JR東海はこの冬、東海道新幹線で冬季過去最多となる計3万975本を運転する
  • JR東海はこの冬、東海道新幹線で冬季過去最多となる計3万975本を運転する
  • JR東海は冬季の臨時列車として、中央本線方面の特急『しなの』や高山本線方面の特急『ひだ』なども増発する。写真は『ひだ』

JR東海は冬の期間中(12月1日~2015年2月28日)、新幹線では定期列車と臨時列車を合わせ計3万975本を運転する。冬季としては過去最多の運転本数となる。在来線では臨時特急を255本運転する。

東海道新幹線は今春のダイヤ改正で、ほぼ全日にわたり1時間最大10本の『のぞみ』を運転できる「のぞみ10本ダイヤ」を導入。多客期により多くの臨時列車が設定できるようになったことから、今季は1日平均で前年より7本多い344本を運転する。年末年始はさらに増やし、1日平均390本を運転する。年末年始の期間、東海道・山陽新幹線を直通する『のぞみ』は1日平均で143本を運転する。

在来線特急では、年末年始や3連休を中心に、名古屋~高山間で臨時特急『ひだ』を前年より15本多い計44本運転。名古屋~紀伊勝浦間では、年末年始の期間に臨時特急『南紀』を計32本運転する。名古屋と信州方面を結ぶ特急『しなの』は、名古屋~松本間の『しなの82・85号』を年末年始に、名古屋~白馬間の『しなの81・84号』を1月2~4日に運転する。臨時特急列車はこれら以外にも運転され、期間内の合計本数は255本となる。

特急列車以外では、東京~大垣間を結ぶ夜行快速『ムーンライトながら』を冬休み期間中に運転。大垣発が12月23~31日と1月1~4日、東京発が12月22~31日と1月1~3日で、車両は185系10両編成を使用する。また、期間内の土休日や年末年始に名古屋と伊勢市を結ぶ臨時快速『みえ91号』を運転する。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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