フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は10月27日、同社が正規輸入する「フォルクスワーゲン」の累計輸入台数が150万台を突破したと発表した。
フォルクスワーゲンは、1953年12月にヤナセが正規輸入を開始。以来、約60年の年月をかけ、フォルクスワーゲンは輸入車ブランドとして初めて150万台の大台に到達した。
記念すべき累計輸入150万台目のモデルは『ゴルフヴァリアント TSIハイライン』。同車両は9月24日に独エムデン港を出航した自動車運搬専用船「ペガサス ハイウェイ号」に積載され、10月27日にVGJ豊橋インポートセンターに到着、日本に上陸した。
日本におけるフォルクスワーゲンの正規輸入は、1953年にヤナセが108台のフォルクスワーゲンを輸入したことから始まる。その翌年にはビートルを中心に759台を輸入。その後は、販売網の拡大とモデルラインアップの拡充により、輸入台数は年々増加。正規輸入から30周年を迎えた1983年には、累計輸入台数20万台を突破した。
同年、独フォルクスワーゲン社の日本法人であるフォルクスワーゲン(VGJ)が設立され、1993年には270億円を投じて全体面積29万平米を誇る「豊橋インポートセンター」の本格操業を開始した。
こうした独フォルクスワーゲン社の日本市場への積極的な関与により、輸入・販売台数は伸長を続け、輸入開始から42年の1995年には累計輸入台数が50万台を突破、さらに、その10年後の2005年には100万台を記録した。そして2014年、100万台達成から9年で50万台を上乗せし、累計輸入台数は150万0061台となり、150万台を突破した。