マツダは10月24日、メキシコの新工場「Mazda de Mexico Vehicle Operation(MMVO)」において、新型『マツダ2(日本名:デミオ)』の生産を開始したと発表した。
また、昨年から建設を進めてきたMMVOのエンジン機械加工工場も完成し、10月21日より稼働を開始。「SKYACTIV技術」搭載車の販売増に対応するため、MMVOの年間生産能力を2016年3月期には25万台まで増強する。
マツダは、SKYACTIV技術搭載車両の導入を加速。2016年3月期にはマツダ車の販売に占めるSKYACTIV技術搭載車の比率を85%以上にする計画を進めている。今回のMMVOにおける新型デミオの生産開始、エンジン機械加工工場の稼働、および生産能力増強により、計画を大きく前進させていく。
なお、MMVOのエンジン機械加工工場は本社工場と同じ、マツダの最新の生産・製造技術を採用したエンジン部品の機械加工ラインで、効率化と多様化を同時に実現している。