2011年を最後にMotoGPから遠ざかっていたスズキは、ドイツ・ケルンで開催された「インターモト2014」のプレスカンファレンスで、2015年のMotoGP復帰を正式表明した。カンファレンスでは新しくチーム監督に就任するダビデ・ブルビオ氏(かつてチーム・フィアットではヴァレンティーノ・ロッシを擁していた)が登壇。ライダーが現在MotoGPクラスに参戦しているアレイシ・エスパルガロと、昨年のMoto3クラスチャンピオンであるマーベリック・ビニャーレスになること、そして今年の最終戦にはワイルドカード参戦することについて発表した。マシンは、エンジンが以前の『GSV-R』のような狭角V4ではなく、直列4気筒。このことについてブルビオ氏は「レース活動の目的はレースの技術を市販車にフィードバックすることにもある。エンジンが市販車と同じレイアウトであることで、より関連性を高められる」と語る。来期のマシンは『GSX-RR』と名付けられ、『GSX-R1000 ABS』と並べて置かれていたことからも、市販車のGSX-Rとの強い繋がりを思わせた。カンファレンスでブルビオ氏はスズキの鈴木俊宏副社長を握手を交わし、来期の健闘を期待させた。
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