【SUPER GT 第7戦】タイ大会のGT300クラス、星野一樹&オルドネス組 GT-R が制す

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GT300クラスを制した#3 GT-R。
  • GT300クラスを制した#3 GT-R。
  • GT300優勝の星野一樹&オルドネス。
  • チャン国際サーキットがSUPER GT第7戦の舞台。
  • #7 BMW Z4(写真先頭)は決勝2位。
  • 決勝3位の#4 BMW Z4。
  • #11 メルセデスSLSは決勝8位。
  • ポール発進の#99 ポルシェは決勝7位。
  • GT300クラスの熾烈なバトル。
5日に決勝レースが行なわれたSUPER GTシリーズ第7戦タイ大会(チャン国際サーキット)。GT300クラスでは、星野一樹&ルーカス・オルドネス組の日産GT-R(GT3規定仕様)が優勝を飾った。

ポールポジションからスタートしたのは、スポット参戦の現地チームが走らせるポルシェ911、#99 i MOBILE AAS(V.インサラプバサク&A.インペラトーリ/タイヤはミシュラン=MI)。しかし#99はレース後半、首位を走っていた時にコース上の異物を踏んでしまったらしく、タイヤがスローパンクチャーして緊急ピットインという事態に見舞われる。#99はここで大きく順位を落としてしまい(最終的には7位)、優勝争いは予選2位だった#3 B-MAX NDDP GT-R(星野&オルドネス/ヨコハマ=YH)と、同3位の#7 Studie BMW Z4(J.ミューラー&荒聖治/YH)によって展開されることに。

BMWワークスドライバーであるベテランの#7 ミューラーが、ゲームの「グランツーリスモ」出身という異色の新世代ドライバー、#3 オルドネスを追いかける構図となった終盤のトップ争い、オルドネスが見事に逃げ切って、自身初のGT300クラス優勝を果たした(星野は今季初優勝)。

オルドネスは優勝会見で「今日はとてもファンスタスティックだった。レース後半には路面温度が低下して、僕たちにとっては有利に働いたとも思う。今日勝てたことはとても嬉しいし、日産とNISMO、そして今日サーキットに駆けつけてくれたファンのみなさんに、ありがとうと言いたい」と喜びを語った。

パートナーで星野一義さんの息子でもある星野一樹は「嬉しいというよりも、まずは(GT3仕様の)GT-Rで勝つことができて、ホッとしています」。なぜなら、「車両開発も担当させてもらったマシンで、スーパー耐久では勝つことができましたが、GT300では今日まで勝てなかった。このまま勝てないかもしれない、と思うこともありましたが、こうして勝つことができ、感慨深いものがあります」。責任を果たした格好の勝利であった。

決勝2~4位はBMW勢。ミューラー&荒の#7が2位、ポイントリーダーの#4 グッドスマイル 初音ミク Z4(谷口信輝&片岡龍也/YH)が3位で、前戦優勝の#60 TWS LM corsa BMW Z4(飯田章&吉本大樹/YH)が4位。5位には、予選タイム抹消で最後尾スタートだった#61 SUBARU BRZ R&D SPORT(佐々木孝太&井口卓人/MI)が入っている。ポイントランク2番手の#11 GAINER DIXCEL SLS(平中克幸&B.ビルドハイム/ダンロップ=DL)は今回決勝8位、注目の“マザーシャシー車”#194 arto-MC86(土屋武士&N.シャロエンスクハワタナ/YH)は同14位。

最終戦を前に、GT300クラスのドライバーズタイトル争いは3陣営に獲得の可能性が絞られている。

67点 #4 BMW Z4(YH) 谷口信輝&片岡龍也
58点 #11 メルセデスSLS(DL) 平中克幸&ビルドハイム
58点 #7 BMW Z4(YH) ミューラー&荒聖治

#4 BMWは、仮に#11か#7が最終戦で優勝した場合でも、自身が3位に入れば自力でドライバーズタイトル獲得を決められる計算。ここで優位に立ったと言っていいだろう。

SUPER GTの次戦、原則全車ノーハンデの最終第8戦は11月15~16日にツインリンクもてぎ(栃木県)で開催される。
《遠藤俊幸》

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