マツダは10月2日、『アクセラ』などのフューエルポンプコントローラーに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『アテンザ』『アクセラ』の2車種で、2013年10月30日~2014年3月1日に製造された4736台。
減速エネルギー回生システムを搭載したガソリン車において、フューエルポンプコントローラーのノイズフィルターの特性のばらつきにより、アイドリングストップからのエンジン再始動時に、燃料ポンプに流れる電流のノイズ成分を過電流と誤検知し、故障と判定することがある。そのため、エンジン警告灯が点灯し、燃料ポンプの作動が停止してエンストするおそれがある。
全車両、フューエルポンプコントローラーの制御プログラムをノイズフィルターの特性に適したものに書き換える。
不具合は91件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。