ホンダは17日、栃木県のツインリンクもてぎにおいて、コレクションホール所蔵マシンの走行確認テストを行った。
ホンダは1988年、新たにマクラーレンとタッグを組み新体制でフル参戦。ターボ過給圧と燃費規制が一層強化され、ホンダは全面的に刷新したエンジンを搭載。重心の低下に加え、エアロダイナミクスを徹底追求したマシンで闘った。
ドライバーはアラン・プロストとアイルトン・セナの“セナプロ”コンビ。『MP4/4』は初戦のブラジルGPで初勝利を挙げると、第11戦ベルギーGPまで怒濤の11連勝。12戦目のイタリアGPでは勝利を逃すも、第13戦から最終戦まで再び連勝し16戦中15戦をマーク。
1-2フィニッシュ10回、ポールポジション15回、セナがドライバーズタイトルを獲得し、コンストラクターズタイトルとのダブルタイトルを受賞。ホンダF1黄金期を象徴するマシンとなった。