ダイハツ工業と、マレーシアの現地合弁会社プロドゥアは、新しい国民車として、小型乗用車『アジア』の販売を開始した。
アジアはダイハツとプロドゥアが企画・開発し、プロドゥアの新工場で生産する小型車で、マレーシアのエコカー政策「EEV(Energy Efficient Vehicle)」に対応する同国初のクルマ。また、国際競争の激化をにらんで推進している構造改革の成果を織り込んだ第1弾の商品となる。
アジアはダイハツが『ミライース』で培ってきた低燃費・低価格の技術やノウハウを応用。またプラットフォームは、インドネシア アストラ・ダイハツ・モーター社の小型車『アイラ』に続き、軽自動車の技術を生かし開発したグローバル Aセグメントプラットフォームで、マレーシアに最適となるよう進化させた。
新型車は21.6km/リットルの低燃費と2万4600~4万2500マレーシアリンギ(約82万4000円~142万4000円)という低価格に加え、快適な走行性能や広い室内空間を実現している。月間目標販売台数は8000台。