メルセデスベンツ日本は、9月12日より40台限定で、スマート『フォーツー エレクトリックドライブ(ed) エディションディズニー』の発売を開始した。
同社代表取締役社長の上野金太郎氏は、スマートについて、「メルセデスベンツのクルマ作りのノウハウを生かして開発された、2人乗りのマイクロコンパクトカー。特に都市部において、環境問題や交通渋滞が問題になり始めた時代に、解決策として徹底的にダウンサイジングを図るとともに、安全性、快適性、そしてデザイン性を高い次元で融合させた、革新的なモビリティだ」と説明。
「1998年に誕生して以来、熱狂的なファンに支持され、世界累計150万台、日本では2000年に登場以来、2万4000台を販売してきた」という。
上野氏は、「スマートは、革新的で、ユニーク、ワクワクする楽しさを備えたクルマだ。そして、(スマートを)多くの方に知ってもらうために、我々は数々の取り組みをしてきた」と述べる。空調機器メーカー、ダイキンとのコラボレーションで実現した『スマーティ』や、阪神タイガースのリリーフカー、横浜市でサービスを開始した、ワンウェイカーシェアリング、『smaco』などを例に挙げ、「マーケティング、サービス、CSRなど、様々な分野でユニークな活動を進めてきた」と話す。
今回の限定車のベースとなるスマート電気自動車は、「スマートの中でも2012年にラインナップに加わった、究極のエコカーとして位置づけている」とし、「スマート、そして電気自動車をもっと身近に感じてもらうために、何ができるかを常に思案し、様々な取り組みをしている」と、今回の限定車もその一環であることを語る。
エディションディズニーは、「ウォルトディズニーとの共同プロジェクトで、自動車業界で初めてミッキーマウスをモチーフとしたクルマだ。夢と魔法に包まれた特別なスマート電気自動車が、エディションディズニーなのだ」とした。