【ダイハツ ハイゼット トラック 新型発表】“ウリ”はボディカラー…ユーザーの意見盛り込む

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ダイハツ・ハイゼット トラック
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新型ダイハツ『ハイゼットトラック』にはボディカラーが8色用意された。これは、ユーザー調査の結果から設定されたものだという。

「カラーデザイナーが北海道から九州までユーザーの元へ実際に行って、意見を聞きながら、設定した」と話すのは、ダイハツ工業デザイン部デザイン室課長の岡野守展さん。

「その結果、明るい色などを欲しがっていることがわかったので、今回の“ウリ”にした」。また、「女性も働く場として農業に従事しているので、彼女たちの意見を聞いて、イメージワードを作ってカラーバリエーションとして展開した」という。そのワードは、“大雪原の白”、“鋼材の銀”、“香る薔薇”、“朝日の橙”、“熱帯の深緑”などだ。

また、室内もボディカラーとコーディネートされた。「ラジオの部分だけでも幾つかの色を合わせてバリエーションを持たせるなど、通常トラックでは行わないことをやった」と岡野さん。

これは、「トラックといえども、場所によっては乗用車として使う方も多いので、お嫁さんや娘さんがおじいちゃんを迎えに行くなど、普段使いにもおかしくないようにという配慮なのだ」と、多くのユーザーの意見を踏まえながら、開発に取り組んだことを語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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