米国の自動車大手、クライスラーグループのSRTモータースポーツは8月中旬、レーシングカーのダッジ『チャレンジャーSRT』を、「トランザムシリーズ」に実戦投入した。
SRTモータースポーツは、クライスラーグループのレース活動部門。最新のダッジ『チャレンジャー』をベースに、米国のトランザムシリーズに参戦するべく開発されたのが、チャレンジャーSRTのレーシングカーだ。
グリーンで塗装されたボディは、低く構えた迫力のルックス。大型リアウイングをはじめ、エアロダイナミクス性能も引き上げられた。
2台のチャレンジャーSRTのレーシングカーは、ミラー・レーシングに引き渡され、同チームがトランザムシリーズの「TA2」クラスにエントリー。ドライバーには、4度の優勝経験を持つトミー・ケンダル選手を起用。
ミラー・レーシングは2012年に結成。2013年、トランザムシリーズの「TA2」クラスに挑戦を開始した。2014年は、マシンをダッジブランドに切り替え、頂点を目指す。