【ランクルモーターショー14】ラグジュアリーSUVへの系譜…55、60、80系[写真蔵]

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トヨタ 55系 ランドクルーザー
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トヨタ自動車が運営するお台場・メガウェブで8月25日、『ランドクルーザー70シリーズ』の発表とともに歴代ランクルの展示会「ランドクルーザー モーターショー 2014」が開幕した。展示は31日まで行なわれる。

展示車両には、ランクルの先祖である『トヨタ ジープ BJ』から日本未導入のランクル70『トゥループ キャリア』、そしてパリ・ダカールラリーを駆け抜けたランクルまで様々なタイプが展示されていた。

今回はその中から、現在の200系に続く「ラグジュアリー系統」の55系、60系、80系を紹介する。

ランドクルーザー ラグジュアリー系統の歴史

40系登場から7年後の1967年。ランクルのラグジュアリー系列のさきがけとなった55系が登場。北米でのレジャービークル需要に応える目的で開発された。また、初の専業デザイナーによるランクルでもあった。

そしてバブル景気まっただ中の1980年。55系の流れを汲んだ60系が誕生。4.0リットルと4.2リットルのガソリンエンジン、3.4リットルと4.0リットルのディーゼルエンジンを採用し、1984年には国産の4WDモデルでは初となるオートマチックトランスミッションを搭載。そして全席にファブリックシートを採用するなど装備にもこだわった。

60系誕生から9年後の1989年、大きくなったボディや丸みを帯びたフォルムの80系が登場。フルタイム4WDの初採用や、4輪コイルスプリング式リジットサスペンションの採用など、現代のSUVにつながる性能、機能を獲得した。パワーユニットには4リットルガソリンエンジンの他に、4.2リットルディーゼルの1HZエンジン、そして4.2リットル直列6気筒ターボの1HD-Tエンジンも採用。特に1HD-Tエンジン搭載車は、優れたパワーによりランクルならではの悪路走破性を発揮した。

80系の後継である100系がデビューしたのは、登場から9年後の1998年。4.7リットルのV8エンジンを搭載し足回りにはダブルウィッシュボーンサスペンションを採用し、快適性とタフネスの進化をはかった。また、この100系ではじめて「King of 4WD」のコンセプトも掲げた。ちなみに同年には、ラグジュアリー性を高めた『シグナス』もラインアップしている。

そしてステーションワゴン系統は2007年に現在の200系に進化を遂げる。オンロードからオフロードまでを快適に走破することを目的とし、フラットフォームとサスペンションを一新。現在は4.6リットルのV8エンジンを搭載し、足回りや4WDをきめ細かく制御する先進の技術を採用。豊かな室内空間と優れたユーティリティ性を実現している。

《編集部》

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