日系メーカー、13年中国生産は最高の353万台に…自工会まとめ

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東風日産、花都工場組立ライン(参考画像)
  • 東風日産、花都工場組立ライン(参考画像)
  • 東風日産、花都新工場の車体ライン

日本の自動車メーカーの中国での2013年の4輪車生産は前年を14%程度上回る約353万台と、過去最高になった。日本自動車工業会が7月9日までにまとめ、ホームページで公開した。

自工会は、各社の中国での合弁会社の生産実績や事業拠点数などを集計した。生産は2010年から4年連続で300万台に達しているが、尖閣諸島をめぐる問題で2012年は前年割れとなっていた。2013年は2年ぶりにプラスとなるとともに、それまで最高だった2011年(約345万台)を上回った。

2013年の日本メーカーの国別生産では、米国(363万台、前年比9%増)に次ぐ規模となった。また、2013年末時点での中国における日系メーカーの4輪車事業拠点数は73拠点で、このうち43拠点が車両組立やエンジンなどの生産工場となっている。残り30拠点が研究開発や販売、アフターサービスなどの関連企業。これら4輪車事業の雇用総数は14万2100人に達しているという。

《池原照雄》

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