京成、今夏も早朝・深夜の臨時アクセス特急を運転

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臨時アクセス特急で使用される3050形。早朝の下り1本と深夜の上り1本が運転される。
  • 臨時アクセス特急で使用される3050形。早朝の下り1本と深夜の上り1本が運転される。

京成電鉄と北総鉄道は6月26日、京成上野(東京都台東区)~成田空港(千葉県成田市)間の臨時アクセス特急を7月19日から8月31日まで運転すると発表した。期間中の毎日、早朝に下り1本、深夜に上り1本運転する。

運行時刻は、下りが京成上野5時18分発~成田空港6時14分着、上りが成田空港23時08分発~京成高砂23時50分着。上りは京成高砂駅で23時53分発の京成上野行き普通列車に連絡する。いずれも成田空港線(成田スカイアクセス)経由での運転となる。車両は3050形を使用。スカイライナーと異なり特急料金は不要で、運賃だけで乗車できる。

京成上野駅から成田空港駅に向かう場合、最も早い時刻に着く定期列車は京成上野5時03分発~成田空港6時37分着の普通列車(全区間本線経由)だが、臨時アクセス特急を利用すれば定期の普通列車より15分遅く出発し、23分早く成田空港駅に到着する。

早朝・深夜の臨時アクセス特急は2012年度から運転を開始。京成は臨時アクセス特急を利用することで「夏休み期間における混雑を避け、余裕を持った成田空港到着が可能となる」としている。

《草町義和》

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