米国を代表するスポーツカー、GMのシボレー『コルベット』。同車の新型が、米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。
これは6月18日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「GMから新型コルベットのリコールの届け出を受けた」と発表している。
今回のリコールは、電気系統の不具合が原因。NHTSAによると、新型コルベットのSDMと呼ばれる電気系統がショートする可能性があり、その場合、万一の事故の際、エアバッグやシートベルトプリテンショナーが作動しない恐れがあるという。
リコールの対象となるのは、新型コルベットの2014年モデル。2014年4月23日から25日までに生産され、米国で販売された33台がリコールに該当する。
GMは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で、SDMを交換するリコール作業を行うとしている。