GSユアサバッテリーは、トヨタのハイブリッド車に対応した、補機用バッテリー「ECO.R ハイブリッドシリーズ」を7月1日より順次発売する。
ハイブリッド車には、駆動用と補機用の2種類のバッテリーが搭載されており、駆動用のメイン電池としてニッケル水素電池またはリチウムイオン電池、補機用として鉛蓄電池がある。補機用鉛蓄電池はハイブリッドシステムの起動などを担っており、トヨタ『プリウス』『アクア』『カローラハイブリッド』には、GSユアサ製補機用バッテリーが採用されている。
補機用バッテリーは、一般の自動車用バッテリー同様、定期交換が必要。今回、発売する補機用バッテリー「ECO.R ハイブリッドシリーズ」は、トヨタのハイブリッド車向け製品として、ユーザーが補機用バッテリーを取り替える際、新車採用製品と同じGSユアサ製を選択できるよう、新たに発売した。
ECO.R ハイブリッドシリーズは一般の自動車用バッテリーと異なる補水不要のVRLA鉛蓄電池。36か月または6万kmの長期製品補償が付帯する。
ラインアップはプリウス(W20/W30)・プリウスPHV・プリウスα・アクア・カローラハイブリッド用の「EHJ-S34B20R」、プリウス(W10)用の「EHJ-S34B20L」、プリウス(W20/W30)、プリウスPHV、プリウスα、レクサスCT用の「EHJ-S46B24R」の計3種。価格はすべてオープン。