日産 パルサー 新型、2015年に高性能グレード追加…1.6ターボは190ps

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新型日産 パルサー
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日産自動車の欧州法人、欧州日産が5月20日、現地で発表した新型『パルサー』。同車に遅れて、高性能グレードが設定される。

新型パルサーは今秋、欧州市場へ投入。発売当初、エンジンは、ガソリン1、ディーゼル1の2種類。ガソリンはルノーが開発した「DIG-T」と呼ばれる直噴1.2リットル直列4気筒ガソリンターボ。最大出力115ps、最大トルク19.4kgmを発生する。このエンジンは、欧州向けの改良新型『ジューク』と共通。

ディーゼルもルノー製で、1.5リットル直列4気筒ターボ「dCi」は、最大出力110ps、最大トルク26.5kgmを発生。欧州市場で重視されるCO2排出量は、95g/km以下と、優れた環境性能が売り。

2015年初頭に追加設定されるのが、1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ。最大出力は190psを獲得する。1.2リットル版に対して、75psパワフルとなる。

欧州日産は明らかにしていないが、このエンジンは日本仕様のジュークの「GT」系に搭載されるMR16DDT型DIGターボの可能性が高い。ジュークの場合、最大出力190ps/5600rpm、最大トルク24.5kgm/2000-5200rpmを発生する。

《森脇稔》

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