4月のボルボ欧州販売、8.4%増…新世代「ドライブ-E」搭載車が好調

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ボルボXC60
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スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは5月16日、4月の欧州新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2万0840台。前年同月比は8.4%増と、欧州市場全体の伸び率4.2%を上回った。

好調な販売の原動力は、中型クロスオーバー車の『XC60』。『XC70』や『V60』に対する顧客からの需要も、販売を押し上げた。国別では、地元スウェーデンをはじめ、英国やオランダ、スペインが好調。

また、新世代のパワートレイン、「ドライブ-E」(Drive-E)搭載車も支持を集める。ドライブ-Eは欧州では2013年秋から、S60やV60、XC60の3車種にまずは搭載。排気量はすべて2.0リットルで、直列4気筒のターボとなる。

スペックは、「T6」が最大出力306ps、「T5」が最大出力245ps。新開発の8速ATとの組み合わせにより、パフォーマンスを維持しながら、燃費を10-30%改善した。

ボルボカーズの2014年1-4月欧州新車販売は、前年同期比8.8%増の8万0180台。同社のAlain Visser営業&マーケティング担当上級副社長は、「ドライブ-Eを搭載した新商品が、欧州市場に受け入れられていることに元気づけられる。これが我々に、さらなる成長をもたらすだろう」と述べている。

《森脇稔》

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