鉄道博物館、クハ481の運転室を期間限定で公開

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期間限定で公開されるクハ481-26の運転室。館内を高い位置から見渡すことができる。
  • 期間限定で公開されるクハ481-26の運転室。館内を高い位置から見渡すことができる。
  • 鉄道博物館1階のヒストリーゾーンで展示保存されているクハ481-26。初期のクハ481形は先頭部がボンネット形状になっている。

鉄道博物館(さいたま市大宮区)は5月17日から、同館で展示しているクハ481形(クハ481-26)の運転室を公開している。

クハ481形は481・483・485系電車の先頭車。このうちクハ481-26は1965年、2種類の架線電圧(交流2万V/50Hz・直流1500V)に対応した483系の先頭車として製造され、東北本線の特急『ひばり』などで使用された。1972年以降に製造されたクハ481形200番台などと異なり、先頭部がボンネット形状になっている。

公開期間は休館日を除く7月14日まで。平日は14~15時、土曜・休日は12時30分~13時30分の各1時間、先着約20組を3分間の入替制で案内する。鉄道博物館は「特徴的な機能でもある交直流の切り替えスイッチをご覧いただいたり、高い位置に設けられた運転台からの眺めをお楽しみください」としている。

《草町義和》

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