ダイハツ コペン 新型、ファンの疑問にチーフエンジニアが答える

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新型 コペン 試乗会(箱根ターンパイク)
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10日、ダイハツ工業は、新型『コペン』の先行試乗会を箱根ターンパイクで開催。90名超のファンが参加する座談会“コペンミーティング”が開催され、同車の開発責任者、藤下修チーフエンジニアがファンからの質問に応えた。

◆藤下チーフエンジニアと参加者による一問一答

参加者:新型コペンは剛性感が違う、旧型コペンと比べてどのように進化した?

藤下氏:旧型コペンの開発当時、私は操縦安定性を担当していたが、『ミラ』をベースにいろいろ苦労して作り上げた。やはり、モノコック構造の屋根をとってしまうと剛性面で辛い部分があり、補強を簡潔に軽く作るにも時間がかかる。当時のノウハウでは、旧型モデルの完成度が到達点であった。

新型を開発するにあたって、ロードスターと名のつく世の中にある車は全部乗って勉強をした。“車って楽しい”と感じて、安心して車を運転してもらうためには、“土台が大事”と考えフレームをしっかり作った。

しっかりとしたフレームとして我々が作った“Dフレーム”は、先代モデルから根底から考え方を変えた。基本設計は『ミライース』ではあるもののほぼコペン専用設計。“Dフレーム”により、軽自動車、オープンであることを感じさせない、クラスレスなスポーツカーを作れた。

車両重量は全体として増加しているが、ボディパネルの着せ替えなど商品性を向上させた結果、骨格の部分では旧型モデルより軽く仕上がった。3気筒ターボエンジンとの組み合わせで、上り下りのあるターンパイクでも軽やかに楽しめたはず。

参加者:ナビはどこに取り付ける?

藤下氏:(着せ替え可能な)内外装着脱構造システムなので、我々が“シングルタワー”と呼んでいるセンタークラスターの上部は取り外しが可能だ。オプションでオーディオやナビゲーションが取り付けられる。Aピラー上部にあるツイータースピーカーは、オープンにした時も音楽を楽しみたい私のこだわりだ。

参加者:なぜ、初代コペンのデザインを踏襲しなかったのか?

藤下氏:キープコンセプトにするのは簡単ではあるが、我々は挑戦していかなければならない。将来のダイハツを背負う若いエンジニアに、いろいろ挑戦してアイデアを出す場を作りたかった。

また、私が作りたかったのはスポーツカー。いいスポーツカーにするには空気の流れを考えなければならない。先代モデルのようにリアが丸まっていると空気を巻き込みやすく、巻き込みが大きいと揚力や風圧に影響がでてしまう。空気の流れをきれいにするためには、リアトランクの形状が決まってくる。

デザイナーと一緒に考えたこの形状により、スピードを出してステアリングを切った時、低速から高速までリアの荷重がほとんど変わらないので安心感につながる。私が“懐が深くて安心感がある”と言っているのはそういう部分。

参加者:なぜ、この時代にコペンを出したのか?

藤下氏:ダイハツは、『タント』や『ムーブ』など生活に密着した車を作るお客様に一番近い会社のイメージであるが、コペンではチャレンジする部分を示したかった。車の楽しさを作っていかないと、車文化がなくなりダイハツそのものがなくなってしまう。小さい車の価値をどのように訴求していくのか、新しいコミュニケーションの方法など、新たな価値を提供していきたい。


発売前の新型コペン


新型コペンの電動ハードトップをオープン

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