【トライアル世界選手権 日本GP】決勝初日、ホンダ 藤波が3位表彰台

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  • トニー・ボウ選手
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  • 藤波貴久選手
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4月26日にツインリンクもてぎで行われたトライアル世界選手権シリーズ第2戦・決勝1日目はアダム・ラガ(ガスガス)が勝利。トニー・ボウ(ホンダ)が2位、藤波貴久(ホンダ)は3位表彰台を獲得した。

12セクション3ラップの戦いとなった日本GP。ボウは、オーストラリアGPのあと、スペインでのトレーニング中に負傷。ろっ骨を痛め、さらに筋肉も損傷した。そのため痛み止めを打っての戦いとなった。

そんな中、序盤から好調だったのはラガ。ボウも藤波も、いくつかの5点を取りながらも、首位奪還を狙っていたが、藤波もヒザを負傷しており、完ぺきなコンディションでない2人にとって、好調のラガを追い詰めていくのは、困難なことだった。

1ラップ目、10点のラガに対し、ボウ14点、藤波17点と、まだ優勝のチャンスが残る点差となった。このあと、藤波が第5セクションを、ボウが第4セクションをトライしようというときに、雷警報が出たことで、競技が一時中断。中断は70分以上となり、ライダーたちは再びコンセントレーションを高めてセクションに挑戦した。

2ラップ目はボウが9点、藤波が12点。いずれも1ラップ目よりも5点ずつ少ないスコアをマークするが、ラガは8点で、その差は縮まらない。3ラップ目のレース後半に入ると、ボウが続けて5点となった。

一方の藤波は、3ラップ目の第7セクションで、負傷していたヒザをさらに痛めた。そのセクションはクリーンをしたが、痛むヒザを抱えてのトライは、苦しいものとなった。最終セクションを、ともに5点で終えたボウと藤波。最終的に、ラガに20点近い差をつけられ、ボウが2位、藤波が3位でフィニッシュとなった。

■トライアル世界選手権 第2戦(1日目)
1位:アダム・ラガ ガスガス
2位:トニー・ボウ モンテッサ(ホンダ)
3位:藤波貴久 モンテッサ(ホンダ)
4位:アルベルト・カベスタニー シェルコ
5位:ジェロニ・ファハルド ベータ
6位:ジェイムス・ダビル ベータ

■ポイントスタンディング
1位:トニー・ボウ モンテッサ(ホンダ) 54P
2位:アダム・ラガ ガスガス 50P
3位:藤波貴久 モンテッサ(ホンダ) 45P
4位:ジェロニ・ファハルド ベータ 41P
5位:アルベルト・カベスタニー シェルコ 36P
6位:ジェイムス・ダビル ベータ 32P

《纐纈敏也@DAYS》

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