スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは4月1日、3月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、月販台数としては過去最高の4万4479台。前年同月比は21%増と、28か月連続で前年実績を上回った。
牽引役を果たしたのは、2013年春に新型が投入された『フォレスター』。3月は月販新記録の1万3846台を販売。前年同月比は53%増と、引き続き好調だ。
2012年9月に発売された『XVクロストレック』(日本名:『インプレッサXV』)も人気。3月は月販新記録の6585台を販売。前年同月比は40.5%増と、フォレスターに次ぐ伸び率を示す。
また、『インプレッサ WRX』も人気。2013年11月のロサンゼルスモーターショー13で新型『WRX』が発表されたにもかかわらず、前年同月比26.3%増の2181台を売り上げた。『インプレッサ』(「WRX」を除く)は3月、5908台を販売。前年同月比は10.9%増と、2か月連続のプラス。
一方、主力車種の『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)は1万1729台にとどまり、前年同月比は12.2%減と減少傾向。2014年2月のシカゴモーターショー14で新型を発表した『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)も、26.5%減の3234台と、引き続き落ち込む。
スバルの2014年第1四半期(1-3月)米国新車販売は、前年同期比21.5%増の11万2388台と過去最高。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「再度の販売記録の達成に喜んでいる。多くの新型車を投入する2014年は、7年連続の成長が期待できる」と述べている。