3月31日にラストフライトとなった、全日空(ANA)のボーイング747-400型。最終運用は羽田~那覇~羽田の行路で、チケットは予約開始から3分で満席。乗客の9割は那覇で降りることなく、往復で搭乗するという「747目当て」の航空ファンだった。
羽田空港の展望デッキには、747の姿を見ようと多くの航空ファンが集結。羽田空港の滑走路手前にあり、西日本方面便の着陸風景を眺めることができる浮島町公園(神奈川県川崎市)にも200人程度が集まり、いつもより慎重に、ゆっくりと降りてきた747にカメラ向け、さかんにシャッターを切っていた。
最後の747、JA8961は4月中旬に日本を離れる。