【IIHS衝突安全】アウディ A3 セダン 新型、2014トップセーフティピック+に指定

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IIHSの新型アウディ A3 セダン の衝突テスト
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アウディの米国法人、アウディオブアメリカは3月25日、米国IIHS(道路安全保険協会)が新型『アウディA3セダン』を、「2014トップセーフティピック+」に認定したと発表した。

「トップセーフティピック」は、IIHSが衝突テストを実施した車両の中から、優れた安全性を示した車に付与する評価。さらにIIHSはこの中から、最も安全性が高いと認められる車両を、「トップセーフティピック+」に指定している。

トップセーフティピック+に選ばれるための条件は、通常の前面オフセット64km/h、側面50km/h、後方32km/hの各衝突テスト、追突時のむち打ち確認テスト、横転を想定したルーフ強度テストに加えて、「新スモールオーバーラップ」と呼ばれる新方式の前面オフセット衝突テストで、優秀な結果を残す必要がある。

新スモールオーバーラップテストは、フロント部分の運転席側1/4が当たるようにオフセットさせて、固定バリアにぶつけるテスト。実際の衝突事故に、より近づけるための追加テストで、車両のメインフレームよりも外側に大きな衝撃がかかるため、厳しい判定を下されるモデルが多い。

新型アウディA3セダンのスモールオーバーラップテストの結果は、ダミー人形の頭/首、胸、大腿部、脚と、全ての部位への傷害レベルが最小限。4段階評価で最高のGOOD(優)を得た。

また、ボディの安全構造に対する評価も、4段階評価で最高のGOOD(優)。IIHSは新型アウディA3セダンに関して、スモールオーバーラップテスト時、ドライバーの足元、上半身ともに生存空間がしっかり保たれている点を評価している。

この結果、新型アウディA3セダンはスモールオーバーラップテストを含めた総合評価で、最高のGOOD(優)と認定。IIHSから、最高の衝突安全性を備えた2014トップセーフティピック+の指定を受けた。

《森脇稔》

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