デュバルは王座を、平川亮は初優勝を目指す…SF参戦のTeam KYGNUS SUNOCO

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ

左からデュバル、土沼監督、平川。
  • 左からデュバル、土沼監督、平川。
  • ニューマシン「SF14」。Team KYGNUS SUNOCOの搭載エンジンは「トヨタ RI4A」。
  • 左が平川、右がデュバルのヘルメット。
  • 翌日から鈴鹿サーキットを走る「SF14」(デュバル車)。
  • 前列は左が8号車の森内誠二チーフメカニック、右が7号車の中村成人エンジニア。
  • 土沼監督が今季体制を説明。
  • 上が8号車、下が7号車のカラーリング。
28日に都内で参戦記者会見を行なった、全日本選手権スーパーフォーミュラ(SF)参戦チームの「Team KYGNUS SUNOCO」。ドライバーのロイック・デュバルと平川亮が新シーズンに向けての意気込みを語っている。

1982年6月12日生まれの31歳、フランス出身のデュバルはアウディのワークスドライバーでもあり、昨年はルマン24時間レースで自身初の総合優勝を達成、WEC(世界耐久選手権)のドライバーズタイトルも初獲得した。SFでも、WECとの日程重複により2大会を欠場(A.カルダレッリが代走)しながらシリーズ3位という結果を残している。第6戦SUGOでは自身通算11勝目、チームルマン陣営にとって10年ぶりとなる優勝も果たした。

今季はフル参戦可能な状況となり、デュバルは自身5年ぶり2度目のチャンピオン獲得に照準をセットしている。「このチームで3年目になる。1年目はウォームアップのシーズンとして、2年目にはチャンピオン争いに絡むところまでいけた。3年目の今年はぜひともチャンピオンを狙っていきたい」。

一方の平川は1994年3月7日生まれ、もうすぐ20歳の誕生日という若き俊才だ。2012年には全日本F3選手権、フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)、ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)の3シリーズに並行参戦し、F3とPCCJでチャンピオン、FCJでシリーズ2位(王者と同点)を獲得して一躍脚光を浴びる。SFにデビューした昨年は、開幕戦で8位入賞。その後2度7位に入り、最終戦鈴鹿では第1レース6位、第2レース4位と、立て続けに自己最高位を更新、表彰台獲得寸前まで迫った(シリーズ11位)。

「初戦はまあまあでした。その後ちょっとスランプのような時期があったんですが、最終戦(の第2レース)では4位に入ることができました」というルーキーイヤーは、やはり「スピードへの慣れと、体力的なところに課題があったと思います」と平川は自己分析する。今季に向けては「シーズンオフに体力トレーニングをしてきましたので、不安なくシーズンに臨めます」。もちろん体力トレーニングは以前からしていたが、実際SFに1年間参戦した経験に基づくトレーニングを積むことができた、という意味だろう。

平川は、実績豊富で速いチームメイトに対しても堂々と挑戦していく構えだ。「去年はロイック選手に置いていかれてしまっていた。今年は初戦から離されないように、そして上をいけるように頑張ります」。そして「優勝を目標に掲げていきたいと思います」。今季中に初優勝を達成できれば、フォーミュラ・ニッポン時代(1996~2012年)以降では最年少での全日本トップフォーミュラ優勝となる。

デュバルが王座獲りを、平川は初優勝を目指して戦うTeam KYGNUS SUNOCO。開幕戦までの現時点での3~4月のSF公式日程は下記のような流れになっている。

3月1~2日 公式シェイクダウン&テスト(鈴鹿ファン感謝デー)
3月3~4日 公式合同テスト(鈴鹿)
3月19~20日 公式合同テスト(富士)
4月12~13日 開幕戦(鈴鹿)
《遠藤俊幸》

編集部おすすめのニュース

特集