ドイツの高級車メーカー、BMWが3 月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー14でワールドプレミアする『2シリーズ アクティブ ツアラー』。同車の公式映像が、ネット上で公開された。
同じ『2シリーズ』を名乗っても、すでにデビューした『2シリーズクーペ』(『1シリーズクーペ』後継車)と、2シリーズ アクティブ ツアラーは、全く異なるモデル。その最大の違いは、駆動方式。2シリーズ アクティブ ツアラーは、BMWブランド初のFF車となる。
2シリーズ アクティブ ツアラーのボディサイズは、全長4342×全幅1800×全高1555mm、ホイールベース2670mm。BMWにとっては、初の小型MPVだ。BMWといえば、これまでFR駆動を基本としてきた。コンパクトボディで広い室内空間を追求するために、BMWが選んだのが、FF駆動。
2670mmの長めのホイールベースは、ゆとりの室内空間を実現。後席は40対20対40の3分割可倒式。荷室容量は、通常時が468リットル。後席を倒せば、1510リットル(いずれもVDA計測法)に拡大する。
発売当初のエンジンは3種類。中でも、新開発の直噴1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジンを積む「218iアクティブ ツアラー」は、最大出力136ps、最大トルク22.4kgmを発生。欧州複合モード燃費は20.4km/リットル、CO2排出量は115g/kmと、環境性能は高い。