ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は2月20日、BMW『525i』などのリア コンビネーションライトに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『525i』『530i』『540i』『550i』『M5』の5車種で、2007年2月21日~2009年12月11日に製造された9160台。
リア コンビネーション ライトのバルブ キャリアにおいて、コネクタ部の設計が不適切なため、車両振動により接触不良が発生し、その状態で灯火器が点灯すると、コネクタ部が発熱するおそれがある。長期間にわたって発熱が繰り返されると、コネクタ部が溶損し、導通不良により、側方灯、尾灯、後部霧灯、制動灯、後退灯及び方向指示器が不点灯となり、警告灯が点灯する。
全車両、当該バルブ キャリアを対策品と交換する。また、コネクタ部のソケットを点検し、溶損している場合には、新品と交換する。
不具合発生件数は12件で、ドイツ本国からの情報および国土交通省からの指摘により発見した。
事故は起きていない。