プジョーは3月4日からスイスで開催される「ジュネーブモーターショー」で、『107』の後継モデル『108』と新型『308SW』を発表する。
108は全長3.47m、840kgと軽量コンパクトなボディサイズで、3ドア、5ドア、カブリオレをラインアップする。パワーユニットは4種類を用意。ベースとなる2種類の3気筒ガソリンエンジン(1.0リッター VTi68、ピュアテック 1.2リッター VTi 82)は、燃料消費量を適切にコントロールし、CO2排出量も88g/kmからに抑えられている。
新型308SWは、斬新なアプローチによる軽量化やダイナミックなデザインが特徴。e-THP 1.2リットル 130hpには、ターボチャージャー・ダイレクトインジェクションと6速マニュアルトランスミッションを組み合わせた、ピュアテック3気筒ガソリンエンジンを搭載する。
さらに、プジョーは新しいブルーHDiディーゼル・エミッション・テクノロジーを発表する。SCR(選択触媒還元)と微粒子除去フィルターの組み合わせにより、e-HDiエンジンのNOx排出量を最大90%削減。また、CO2排出量と燃料消費量も最適化され、99.9%の微粒子を除去する。ブルーHDiの技術はすでにユーロ6排ガス規制に適合し、今後すべてのディーゼルエンジンのモデルに導入する予定だ。