日産自動車の米国法人、北米日産は2月6日、米国で開幕したシカゴモーターショー14において、『シカゴNV200タクシー』を初公開した。
同車は、日産『NV200』(日本名:『NV200バネット』)をベースに、シカゴのタクシー仕様を提案したモデル。すでにNV200は、ニューヨーク名物のタクシー、「イエローキャブ」として導入。これに続いて日産は、全米の主要都市のタクシーとしての採用を狙う。
シカゴNV200タクシーの特徴は、そのカラーリング。緑と白の組み合わせは、シカゴ市内を走行するタクシーの伝統的な人気色だ。その他、タクシーに求められる機能性や快適性は、イエローキャブ仕様のNV200に準じている。
すでにNV200は、ニューヨークのイエローキャブに続いて、シアトル、ロサンゼルス、ソルトレイクシティ、テキサス州全域などで、タクシーとして採用されることが決定済み。
「価格競争力を備えたプレミアムなタクシー、NV200はシカゴに良く似合う」とアピールするのは、北米日産の日産ブランド、フレッド・ディアズ上級副社長。
「ニューヨークのタクシードライバー、乗客、メディアから、素晴らしいフィードバックを得た。全米の日産ディーラーからは、NV200タクシーの供給を増やして欲しいと要望がある」とコメントしている。