ホンダは2月5日、インド グレーターノイダで開催中のデリーモーターショー14にて『ホンダ ビジョン XS-1』『モビリオ』『ジャズ(日本名フィット)』を公開した。
「ホンダ ビジョン XS-1」はコンパクトなボディーに大開口のスライドドアや3列シートを装備したクロスオーバーのスタディモデルだ。また、「モビリオ」は昨年のジャカルタモーターショー13でワールドプレミアされたアジア戦略車。インド市場での新セグメント開拓を担うMPVで、セダンやSUVのユーザーにもアピールする。
プレスカンファレンスで登壇した伊東孝紳社長は、「インドにおける販売台数を17年度までに30万台に拡大する。現地の顧客ニーズに合った新製品・新技術を導入し、ビジネス拡大を目指す」とした。
一方、ホンダカーズインディアの金山裕則社長は「来年にかけて予定されている新型『シティ』と今回公開した2車種の導入に対する反応は期待できる。更なる成長を見込み、2014年度末までには、150都市230の施設における販売網拡大を予定している」と述べた。
インドでの2012年度シェア率は2.74%ながら、昨年投入した『アメイズ』が好調のホンダ。ラインアップ拡充で追撃を狙う。