スズキのインド子会社であるマルチスズキが2月5日、インドで開幕した「第12回オートエキスポ2014」(デリーモーターショー14)において、コンセプトカーの『シアズ』(CIAZ)をインド初公開した。
シアズは2013年4月、上海モーターショー13において、『オーセンティックス』の名前でワールドプレミア。今回、デリーモーターショー14では、「シアズ」に車名を改め、インド初公開を果たした。
Cセグメントに属する4ドアセダンを提案したコンセプトカーであり、外観は全高を抑えつつ、ロングホイールベースを採用することで安定感のあるセダンボディを構築する。
また、鋭いスポーティなキャラクターラインと、エレガントな曲面が生み出す抑揚のついたフォルムも、シアズの特長。なお、中国では年内に量産モデルを、現地合弁の重慶長安鈴木汽車有限公司で生産・販売することが決定済み。
デリーモーターショー14で披露されたシアズは、深みのあるレッドメタリックのボディカラーをまとって登場。上海モーターショー13のオーセンティックスでは、眩しいゴールドメタリックだったが、シアズは落ち着いた大人のセダンを演出している。