スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは2月3日、1月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、1月は過去最高の3万3000台。前年同月比は11.3%増と、2桁の大幅増が続く。
牽引役を果したのは、2013年春に新型が投入された『フォレスター』。1月は1万0771台を販売。前年同月比は64%増と、大きく伸びた。
2012年9月に発売された『XVクロストレック』(日本名:『インプレッサXV』)も好調。1月は4801台を販売。前年同月比は73.7%増と、フォレスターを伸び率で上回る。
また、『インプレッサWRX』も根強い人気。2013年11月のロサンゼルスモーターショー13で新型が発表され、モデル末期にもかかわらず、前年同月比17.4%増の1533台を売り上げた。
一方、主力車種の『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)は8230台にとどまり、前年同月比は4.7%減。シカゴモーターショー14で新型の発表を控えた『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)も、14%減の2735台と落ち込む。また、『インプレッサ』(「WRX」を除く)は1月、4252台にとどまる。前年同月比は7.4%減となった。
スバルの米国新車販売は、5年連続で新記録を更新中である。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「2014年も最高のスタートを切った。販売店もポジティブなムード。2014年の結果に期待できる」と語っている。