【スバル レヴォーグ 1.6GT プロトタイプ 試乗】 偉いぞレギュラーガソリンターボ…諸星陽一

試乗記 国産車
スバル レヴォーグ 1.6GT プロトタイプ
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東京モーターショーでもっとも話題になったモデルの1台、スバルレボーグのプロトタイプ試乗会が行われた。

試乗会場として用意されたのはツインリンクもてぎ。なのだが、1.6リットルモデルの試乗は本コースではなく外周路で行われた。つまり、一般路的な感覚で試乗して欲しいということだ。

搭載される1.6リットルエンジンは、水平対向4気筒の直噴ターボ。ターボでありながら使用燃料はレギュラーガソリンとなっているのがうれしい。たえばレギュラー仕様とハイオク仕様で同じ燃費のクルマの場合、レギュラーが150円、ハイオクが161円だと、費用ベースではレギュラーのほうが約7%コストパフォーマンスがいいことになる。多くの人が燃費のいいクルマを求めるのは、ガソリンを節約したいのではなく、ガソリン“代”を節約したい…ということなのだから。

さてこの1.6リットルエンジン。170馬力とカタログ数値的には十分なものだ。実際に走らせてみてもその期待を裏切らないものとなっている。ターボエンジンとしては高めの圧縮比を採用するこのエンジンは、ターボで過給しているような感触はない。2リットル(+α)級の自然吸気エンジンのようなフィーリングで、素直な加速を味わえる。

試乗コースにはかなり急な登り坂もあるが、そうしたシチュエーションでも何の気をつかうこともなくドライブが可能だ。

試乗車はノーマルタイプの足まわりが装着されていた。この足まわりは基本的によく動きしっかりと路面をつかんでくれるタイプのセッティングだが、若干硬さが気になった。もう少し、しなやかで乗り心地がいいほうが、ワゴンらしい乗り味になるだろう。

パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★★★

諸星陽一|モータージャーナリスト
自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活躍中。趣味は料理。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

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