タジマモーターコーポレーションは、電気自動車(EV)の研究・普及活動などを目的とした「国際次世代電気自動車センター」を2014年9月、静岡県袋井市に開設すると発表した。
新施設は、EVコミューターやEVコンバージョン、さらにはバイオフューエルを使用したレンジエクステンダーなどの研究開発をはじめ、世界各国の技術者養成の国際拠点など、EV普及活動と新エネルギー活用、地球温暖化防止の総合施設として開設する。
同社ではセンター開設を機に、次世代EVに携わる技術者の育成支援、市内中小企業の次世代EV市場への参入支援、静岡理工科大学等との次世代EV・エネルギー関連技術の共同研究・開発などに産学官連携で取り組み、地域経済の活性化を目指す。
また、全日本学生フォーミュラ大会の振興など、次世代のモータースポーツ振興を通して健全な青少年育成と新い技術開発、安全運転技術の啓蒙活動も行っていく。