ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラが1月14日、デトロイトモーターショー14でワールドプレミアした新型車、『TLX』のプロトタイプ。同車のレーシングカーが、早くも登場した。
これは1月14日、デトロイトモーターショーのアキュラブースでの出来事。TLXのプロトタイプの初公開と同時に、レーシングカーもサプライズデビューを飾っている。
このレーシングカー、アキュラモータースポーツが開発を担当。車名は『TLX GTレースカー』を名乗る。米国で開催されるSCCA(スポーツカー・クラブ・オブ・アメリカ)ピレリ・ワールドチャレンジの2014年シーズンに、アキュラが投入するマシン。
これまでアキュラは、SCCAピレリ・ワールドチャレンジに、『TSX』で参戦してきた。しかし、アキュラはTSXと『TL』を統合する形の市販車として、TLXのプロトタイプを発表。そこでレースシーンでも、TLXにマシンを切り替えることになった。
アキュラは2014年シーズンのSCCAピレリ・ワールドチャレンジのGTクラスに、TLXのレーシングカーを実戦投入する計画。アウディ『R8 LMS』、キャデラック『CTS-V』、シボレー『コルベット』、ダッジ『バイパー』、ランボルギーニ『ガヤルド』、メルセデスベンツ『SLS AMG』、日産『GT-R』、ポルシェ『911』、フェラーリ『458』などがひしめく激戦区で争う。