米国の自動車最大手、GM。同社が2014年、世界規模での新型車攻勢に打って出ることが分かった。
これは1月15日、GMが明らかにしたもの。同社は、「2014年、米国、中国、欧州など世界市場に、キーとなる複数の新型車を導入する」と発表している。
中でも、最も重視している市場のひとつが、世界最大の新車マーケット、中国。GMによると、2014年は現地合弁パートナーを通じて、合計17の新型車および改良モデルを投入するという。この中国では2015年にかけて、新たに4工場を開業する計画。年産能力を500万台へ引き上げることも明らかにした。
また、世界の主要市場には2014年、13車種以上の新型車発売を予定。シボレーブランドは、『シルバラードHD』、『タホ』、『サバーバン』、『コロラド』、『アベオ』、『セイル』。キャデラックブランドは、『ATSクーペ』、『CTS』、『エスカレード』。GMCブランドは、『シエラHD』、『ユーコンXL』、『デナリXL』、『キャニオン』となる。
GMは2013年、米国で18車種をリリースするという新車ラッシュとなったばかり。同社のメアリー・バーラCEOは、「世界で最も重要な市場である米国と中国で、成長を維持する。他の世界市場でも、事業の再構築や必要に応じた投資を進め、さらなる利益を生み出す」とコメントしている。