アウディジャパン、2014年目標“3万台越え”の鍵はディーラー拡充にあり

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アウディ・A3セダン
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  • アウディ・A3セダンとアウディジャパン代表取締役社長の大喜多寛氏
  • アウディジャパン代表取締役社長の大喜多寛氏
  • アウディジャパンの販売台数実績と予測

アウディジャパンは1月14日、アウディとしては初のラインナップとなるプレミアムコンパクトセダン、『A3セダン・S3セダン』の発売を開始した。

同社代表取締役社長の大喜多寛氏は、昨年の状況について、「2万8600台を販売。対前年比19%増で、7年連続の成長。認定中古車は7900台と、これもプラス21%で、13年連続で成長し続けている。アウディのユーザーが確実に増えており、とてもいい年だった」と評価。

その理由については、「2006年からの比較で見ると、既存車種である『A4』や『A6』、『A8』などの販売が順調に推移していることに加え、『A1』、『Q3』、『Q5』、『A5』など新しいセグメントに投入した新型車が、確実にそのセグメントで、販売ボリューム、あるいはシェアを獲得している」と述べ、「既存モデルが販売台数を落とすことなく、ボリュームが増えていったことが、好調の要因だ」と分析。

2014年について大喜多氏は、「2013年に比べて、プラス10%以上の成長を目指し、初めてアウディブランドとして3万台という台数を突破したい」と話す。

その方策について大喜多氏は、2014年のビジネスのテーマを、成長と拡大(Growth and Expansion)とし、特に成長は、これまでの活動をさらに成長させることだと定義。「年末までに店舗数を113店舗以上とし、特に12台以上展示できる店舗を東京、名古屋、大阪を中心に作る予定だ」。商品では、「ハイエンドの『A6』、『A7』、『A8』をさらに成長させると同時に、セカンドクオーター以降で新型A8を導入する」とした。また、「A3セダンの年間販売目標を5000台」と設定し、新規セグメント投入車種でもあり「新しいユーザーを獲得したい」とコメントした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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