トヨタ自動車は1月10日、6月19日から22日にかけてドイツで開催される「第42回ニュルブルクリンク24時間耐久レース」に、『LFA』『86』『GAZOOレーシング レクサス LFA コードX』の3台で挑戦すると発表した。
今回ラインアップに加えたGAZOOレーシング レクサス LFA コードXは、将来のスポーツカー技術を磨くための実験車両として参戦。LFAに採用するV10・4.8リットルエンジンをベースに排気量を5.3Lまで拡大し、出力とトルクの特性をコースに合わせて変更。ボディにはフルカーボンフレームを採用し、剛性の向上と軽量化を両立するなど、前回参戦のLFAからさらなる改良を施している。
トヨタは、2007年からGAZOOレーシングの取り組みとして、ニュルブルクリンク24時間耐久レースに挑戦し、「クルマの味づくり」のための人材育成を推進してきた。8年目の参戦となる今回も同社社員がエンジニア・メカニックを務めるなど、クルマと製品開発に関わる人材を鍛えることで、「もっといいクルマづくり」の深化を図っていく。