欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは1月9日、米国で1月13日に開幕するデトロイトモーターショー14において、『ザ・ビートル・デューンコンセプト』を初公開すると発表した。
同車は『ザ・ビートル』をベースに、SUVテイストを付加したコンセプトカー。フォルクスワーゲンは2000年秋、ロサンゼルスモーターショーに、先代の『ニュービートル』がベースの「デューン」をコンセプトカーとして出品。最新のザ・ビートルでも、新たな可能性を提案する。
現時点でフォルクスワーゲンは、ザ・ビートル・デューンコンセプトの予告スケッチを2点、公開しているのみ。市販車のザ・ビートルに対して、車高を約50mmアップ。前後バンパーやサイドスカートには、アンダーガードを装着。フェンダーには、樹脂製のエクステンションが追加されているのが見て取れる。
また、車両の後部には、スキーキャリアを装備。インテリアは、ダッシュボードやドアトリム、ステアリングホイールなどに、イエローを配した専用デザインとした。
パワートレインは、ザ・ビートルの「Rライン」と共通。直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」は、最大出力210psを発生。トランスミッションは、6速デュアルクラッチの「DSG」。電子制御ディファレンシャルロックの「XDS」も採用される。