JR東日本、ジョイフルトレイン「Kenji」リニューアル…緑から青に

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青をベースにした塗装に変更された「Kenji」。12月28日から運転を開始する臨時快速『ふるさと宮古』などで使われる。
  • 青をベースにした塗装に変更された「Kenji」。12月28日から運転を開始する臨時快速『ふるさと宮古』などで使われる。
  • 塗装変更前の「Kenji」は緑をベースにしていた。
  • 新潟地区で運用されていた「サロンエクスプレスアルカディア」。1両が火災事故により廃車となったが、残る2両に別の1両を加えて再改造し、現在の「Kenji」になった。

JR東日本盛岡支社は12月26日、主に岩手県内で運用している臨時・団体列車用の観光車両(ジョイフルトレイン)の「Kenji」について、このほど車体塗装を緑から青に変更したと発表した。内装は従来通り。

新しい塗装の「Kenji」は、12月28~31日と2014年1月3~5日に運転される臨時快速『ふるさと宮古』(盛岡10時6分発~宮古12時10分着、宮古14時7分発~盛岡16時20分着)と、1月12日の団体臨時列車『宮古サーモンフェスタ号』(一ノ関7時22分発~盛岡9時6分発~宮古11時10分着、宮古14時11分発~盛岡16時20分着~一ノ関17時55分着)で使用される。いずれも山田線を走行する。

「Kenji」は旧国鉄のキハ58系列気動車を改造した、3両編成のジョイフルトレイン。1987年に「サロンエクスプレスアルカディア」として登場し、主に新潟地区で運用されていた。1988年の火災事故で1両が全焼したが、残る2両と別のキハ58形1両を再改造して盛岡地区のジョイフルトレインとして使用することになり、1992年から宮沢賢治にちなんだ「Kenji」に名を変えて運用されている。

《草町義和》

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